最も有名なハードウェアウォレットの一つLedgerが、近日中に仮想通貨Monero(モネロ)に対応するようです。
モネロの創設者Riccardo Spagni氏は、4月9日のDoug polk Podcastのインタビューで次のように話しています。
もしあなたがデベロッパーキットを持っているなら、すでにLedgerに入っています。
私は今日いくつかの小さな問題を修正するために起こっているコミットを見ました。
Monero 0.12.1のリリースと並んで、Ledgerの公式サポートがあることを願っています。
Ledger自体にはもう組み込まれているということなので、本当にもう間もなくということでしょうね。恐らく次のアップデートにはリリースされると考えてよさそうですね。
Ledgerとは?
フランスのハードウェアウォレットメーカーLedger社が販売している、仮想通貨をオフライン(ネットに繋がっていない)状態で保管しておくことが出来るハードウェアウォレットのことです。
製品名は Ledger Nano S(レジャーナノエス)といいます。
ハードウェアウォレットで仮想通貨を管理する際はPCと専用ソフトを使いますが、PCに接続していない時はネットワークに繋がっていないので、ハッキングを受けるリスクが低く非常に安全性が高いウォレットです。
取引所に仮想通貨を置きっぱなしにしておくのはやはり危険なので、こういったハードウェアウォレットに注目が集まっています。
Ledger Nano Sが対応している仮想通貨の種類は?
2018年4月12日現在
- ビットコイン(BTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ビットコインゴールド(BTG)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアム・クラシック(ETC)
- ライトコイン(LTC)
- ドージコイン(DOGE)
- ジーキャッシュ(ZEC)
- リップル(XRP)
- ダッシュ(DASH)
- ストラティス(STRAT)
- コモド(KND)
- アーク(ARK)
- エクスパンセ(EXP)
- ユービック(UBQ)
- ヴァートコイン(VTC)
- ヴィアコイン(VIA)
- ネオ(NEO)
- ステルスコイン(XST)
- ステラ(XLM)
- エイチキャッシュ(HSR)
- デジバイト(DGB)
- クアンタム(QTUM)
- ピヴクス(PIVX)
Ledger Nano Sはどこで買えるの?
Amazonや楽天などでも販売されているようですが、Ledger Nano SはLedger社のオンラインショップか、日本正規代理店のハードウェアウォレットジャパンさんから購入しましょう。オークションで中古品を買うなんていうのはもってのほかです。
というのも、正規の販売元以外から購入したLedger Nano Sの場合、中身に細工をされていて、保管した仮想通貨を盗まれてしまう可能性もあるからです。
海外では実際にそういった事が起きています。
これはLedger Nano Sに限った話ではなく、ハードウェアウォレットを購入時は常に気を付けなければならないことです。
ですので、Ledger Nano Sを購入する際は
- 必ず販売元を確認する。
- 中古品は絶対に買わない。
この2点に気を付けましょう。
以上、LedgerがMonero(モネロ)に対応するというニュースでした。
参考