販売所の使い方
 このページでは、初心者の方が実際に取引所を使ってビットコインを買う流れをご説明します。
このページの流れに沿えば誰でも簡単に仮想通貨を販売所で買うことができます。早速見ていきましょう。

実際にビットコインを買ってみましょう

ビットコインはいくらから買えるの?

現在の1ビットコインの価格を見てみると、1BTC=839,795円(2018/6/1)です。
※ビットコイン一枚の単位はBTCと記されます。

これからビットコインを買ってみよう考えている人からすると、約80万円ないとビットコインは買えないの!?と思ってしまうかもしれません。

そんなことはありません、ビットコインは小数点以下8桁まで分割することができます。

つまり、0.00000001BTCが最小となります。

0.00000001BTCのことを1satodshiと呼びます。

仮に1BTCが100万円だとすると、1satosh=0.001円になります。

では0.001円から取引出来るのかというとそういう訳でもないんです。

ビットコインのシステムでは546satoshi(0.00000546BTC)以下をdust(ゴミ)と言って、送金ができないようになっています。

さらに、各取引所では取引できる最低単位を設けていることが多いので、実際は0.0001BTC~0.01BTCが最低取引単位になります。
1BTCが100万円のときであれば、100円~1000円となります。

ということで、ビットコインはいくらから買えるかというと数百円から買うことができます。

ただ、数百円分買って値上がりしたとしても利益はほとんどないので、しっかりと利益を出すのであれば数万円程度はあったほうがいいです。

今回は初めての方向けに解説するので、まずは1万円分のビットコインを買ってみましょう。

各取引所最低取引単位一覧

ビットフライヤー(販売所) BTC現物:0.0000001BTC
Zaif(販売所) BTC現物:0.0001BTC
GMOコイン BTC現物:0.0001BTC
DMM Bitcoin BTC現物:0.001BTC

 

続いて、ビットコインを買うまでの大まかな流れと、用意しておくものを確認しておきましょう。

ビットコインを買うまでの流れ

  1. 仮想通貨取引所に登録する 所要時間2分
  2. 取引所で本人確認を済ませる(本人確認資料の提出) 所要時間10分
  3. 取引所から郵送されてくる書留郵便の受け取り(国内の取引所では必ずあります) 7日~10日程度かかります。
  4. 取引所にログインして本人確認コードを入力する(取引所によってはないところもあります) 所要時間1分
  5. 日本円をご自身の銀行口座から取引所の銀行口座に入金する
  6. 取引画面からビットコインの買い注文を入れる

以上が、ビットコインを買う大まかな流れになります。

国内の取引所では本人確認をしないと取引ができません。
本人確認資料提出後、本人確認の書留郵便が届くまでに日数がかかるので、同時に複数の取引所に登録することをおすすめします。

ビットコインを買う前に用意しておくもの

メールアドレス ビットコインはスマートフォンでも簡単に購入できますが、@docomo、@softbank、@auなどの携帯用メールアドレスアドレスは取引所からのメールを受信できないことがあるのでおすすめしません。
Gmailやyahooメールなどパソコンでも受信できるメールアドレスがおすすめです。
本人確認資料 【どこの取引所でも通るもの】
運転免許証、パスポート、マイナンバーカード写真付き

【取引所によっては不可もしくは他の資料と合わせればOKなもの】
住民票、住民基本台帳カード、各種健康保険証、各種年金手帳、各種福祉手帳、印鑑証明書

主要な国内取引所の本人確認資料ページのリンクを貼っておきますのでご確認ください。
・bitFlyer
・Zaif
・bitbank
・QUOINEX
銀行口座情報 支店名、口座番号が分かるものを用意しておきましょう。
あると便利なもの

住信SBIネット銀行の口座。
住信SBIネット銀号を使うと、振込手数料無料で24時間365日日本円を取引所に即振込できます。

取引所から本人確認郵便が届くまで数日ありますので、まだSBIネット銀行の口座をお持ちでないかたはその間にこちらの銀行口座も開設しておきましょう。
住信SBIネット銀行に関してはこちらをご覧ください。

仮想通貨取引所に登録をする

現在、国内には10以上仮想通貨取引所がありますが、セキュリティ、手数料、使い勝手などを考慮すると初心者の方におすすめできるのはビットフライヤー(bitFlyer)、ザイフ(Zaif)、ビットバンク(bitbank)、コインエクスチェンジ(QUOINEX)の4取引所です。この主要4取引所の登録をしておけばまず困ることはありません。

それでは仮想通貨取引所に登録してアカウントを開設していきましょう。

このページではビットコイン(BTC)を購入することを目的としています。主要4取引所の中で一番ビットコインを購入しやすいのはbitFlyerなので、まずはbitFlyerから登録を進めていきましょう。

本人確認の書留郵便が郵送されてくるまでに7日~10日ほどかかるので、ビットフライヤーでの登録・本人確認資料提出が終わりましたら他の3取引所も同様に登録を済ませておきましょう。

こちらのページでビットフライヤーの登録方法を解説していますのでこちらのページを見ながら登録を進めてください。

↓こちらからすぐに登録することもできます。

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

その他3取引所での登録方法はこちらをご覧ください。

主要4取引所の登録が完了しましたら、各取引所から本人確認の郵便が届くまでしばらく待ちましょう。

本人確認コード・郵便の受け取り

取引所から本人確認の書留郵便が届きましたら、取引所にログインして取引コードの入力をしてください。

本人確認コード・郵便受け取り後の手順をページへのリンク貼っておきますのでこちらで手順を確認してください。

  • ビットフライヤーは書留郵便受のけ取りだけで大丈夫です。
  • ザイフでの確認コード入力方法
  • ビットバンクは書留郵便受のけ取りだけで大丈夫です。
  • コインエクスチェンジは書留郵便の受け取りだけで大丈夫です。

日本円を取引所に送金する

取引所での登録から数日経っているかと思いますが、ここまでくればあなたがビットコインを手に入れるのはもうすぐです。

早速取引所に日本円を入金していきましょう。

ビットフライヤーでの入金方法はこちらのページをご覧ください。
ビットフライヤー入金方法へのリンク

ビットコインを購入する

日本円が取引所に反映されたら、ビットコインを購入しましょう。

ビットコインを買うには2つの方法があります。

取引形態 売値と買値の差 お得度 該当取引所
取引所で購入 運営元が提供する市場で、売りたい人と買いたい人が取引します。
イメージで言うと、「取引所」は市場。売りたい人(客)と買いたい人(客)が沢山いて、客同士で売り買いする。
狭い Zaif、bitFlyer、bitbank、QUOINEX
販売所で購入 サービスの運営元と仮想通貨を売り買いします。
イメージで言うと、「販売所」はお店。お店(運営元)とお客さんが物を売ったり買ったりする。
広い Zaif、bitFlyer、GMOコイン、DMM Bitcoin

簡単に言うと、

販売所の方がやや割高になりますが、購入枚数を入力するだけですぐに仮想通貨を購入できます。

取引所のほうが安くビットコインを買えますが、トレード画面で注文をしなければなりません。

今回は、販売所での買い方をご説明します。

取引所と販売所の違いについてはこちらのページで詳しく解説していますので、興味がある方はご覧ください。

取引所での購入方法はこちらのページをご覧ください。

販売所でのビットコインの買い方

今回は最初なのでまずは一万円分のビットコインを買ってみましょう。

ここでは現在国内販売所で一番ビットコインを購入しやすいビットフライヤー(bitFlyer)で取引方法を解説していきます。

ビットフライヤーにログインしたら、画面左側のメニューから「ビットコイン販売所」をクリックします。

 

ビットフライヤーの「ビットコイン販売所」画面です。

右のグラフを「チャート」と呼び、これまでの価格の推移が表示されています。

左の緑色枠内が「注文履歴」これまでの他の人の売買履歴が表示されています。

真ん中の「コインを買う」「コインを売る」で価格を入力して買い・売りの注文を出します。

 

それでは実際に1万円分のビットコインを購入してみましょう。

①「数量」に購入する枚数を入力すると、右の「日本円参考総額」にいくらになるかが表示されます。
今回は1万円分なので、大体1万円になるように入れましょう。参考価格なのでピッタリ1万円にしても多少ずれてしまいます。

②「コインを買う」をクリックすると「注文実行」が表示されるので、金額に間違いがなければ実行しましょう。
注文実行を押すまでは注文が確定しません。

③注文が完了すると、画面下部の「注文履歴」に注文結果が表示されます。

これで操作は終わりです。とても簡単にビットコインを買うことができましたね。

販売所でのビットコインの売り方

売却する時の手順は「コインを売る」を押すだけで、あとは購入時と同じです。

ここで販売所の使い方を覚えてしまえば、多少画面が異なりますが基本的にはどこの販売所も同じ要領です。

購入価格よりも上がったところで売却すれば差額を利益として得ることもできますし、他の海外の取引所に送金すれば国内で扱われてない仮想通貨を購入することができます。

例えば、世界最大の取引量がある海外の取引所Binance(バイナンス)では300種類以上の仮想通貨が扱われています。
国内の取引所で扱われていない仮想通貨が沢山ありますので、投資のチャンスが広がります

海外の取引所は本人確認郵便が無いので、基本的にメールアドレスと本人確認資料を提出すればすぐに取引ができます。
このタイミングで海外の取引所に登録しておくのもいいと思います。

海外の取引所なら取引量世界最大のバイナンス
「国内では取り扱いがない仮想通貨に投資をして儲けたい」という方には取引量世界一の海外取引所バイナンス(Binance)がおすすめです。
バイナンスでは、ジーキャッシュ(Zcash)、モネロ(XMR)、ダッシュ(DASH)など国内の取引所では取扱いのない主要アルトコインも多数取扱いがあります。
この他にも300銘柄以上のアルトコインがバイナンスでは取り扱われています。
メールアドレスのみで登録でき、本人確認のハガキ受取なども必要ないのですぐに取引を開始できます。
バイナンスへの登録方法はこちらのページで詳しく解説していますのでご覧ください。

他の海外取引所の登録方法も当サイトで解説していますので、ご覧ください。

他の取引所へ仮想通貨を送金する方法

購入したビットコインを他の取引所へ送金する方法をご説明します。

海外の取引所へ送金する際は基本的にこの操作手順になります。

ビットフライヤーにログインしたら、画面左の「入出金」をクリックします。

①「BTCご送付」をクリックします。

②「新しいビットコインアドレス」欄に、送り先のビットコインアドレスを貼り付けます。

③「ラベル」には分かりやすいように取引所名などをつけておきましょう。

④「追加する」をクリックします。

続いて、送金する枚数を入力します。

送金手数料について

ビットコインを送金する際は、送金手数料がかかります。これは取引所ではなく、取引を承認するマイナーに支払われるものです。
送金手数料が高く設定されているものから優先的に処理されるため、ビットコインのネットワークが混んでいて、送金に遅れが出ている場合は送金手数料を高くすることで遅れを減らすことができます。
ビットフライヤーでは標準で0.0004BTCの送金手数料が設定されています。送金手数料を増やす場合は「優先度」をクリックして追加の手数料を設定しましょう。

最後に「ビットコインを外部アドレスに送付する」をクリックして送金処理をします。
あとはビットコインが着金するのを待ちましょう。
このページでビットコインの送金状況が確認できます。
※ビットコインの送金には最低でも10分かかります。

以上、販売所を使ったビットコインの購入方法でした。

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