仮想通貨のトロン(TRON)とは?アルトコイン解説
 このページでは主要アルトコインの一つ、 トロン(TRON)の基本情報、特徴、今後、購入する際のおすすめ取引所について説明していきます。

トロンの概要

トロン(TRON)は、中国の音楽ストリーミングサービス「Piewo」のCEOでもあるJustin Sun(ジャスティン・サン)氏を中心に2017年に創設された、世界的な無料のコンテンツエンターテインメントシステムを構築するためのプラットフォーム及びプロジェクトの総称です。

P2P型ネットワーク、ブロックチェーン技術、スマートコントラクトを利用し、デジタルコンテンツ(動画、写真、音楽、アプリ、テキストなど)作成者と利用者を直接つなぐプラットフォームの構築を目指しています。

トロンが目指すコンテンツエンターテインメントシステムは、運営者や広告主などの中央管理者を必要とせず、動画や音楽、アプリといった様々なデジタルコンテンツを誰でも公開できる仕組みで、このシステムが実現することで既存の動画・音楽共有サービスや、オンラインストレージサービスの形が大きく変わる可能性があります。

現在プラットフォームも含めてトロンは開発中ですが、2018年5月31日に現在のイーサリアム上のネットワークから、トロン独自のネットワーク(メインネット)に切り替わります。

トロンの基本情報

正式名称 TRON(トロン)
シンボル(通貨コード) TRX
現在価格

CoinMarketCap TRX

最小単位 1TRX
発行上限枚数 1000億枚
承認アルゴリズム PoS(Proof of Stake)
開発/運営団体 TRON財団
考案者/創設者 Justin Sun(ジャスティン・サン)
公式サイト

https://tron.network/

公式SNS

TwitterTelegramFacebook

 

トロン(TRON)とは?

トロンは2017年から指導したプロジェクトですが、現在の時価総額は約4600億円で時価総額ランキングは9位まで急浮上しています。

トロン(TRON)という名称は一般的に仮想通貨の名前だと思われがちですが、正確にはプラットフォーム及びプロジェクトのことを指します。トロンのプラットフォーム上で使われる内部通貨のことをTRXと呼びます。

プラットフォームとは環境や基盤といった意味です。
例えばiPhoneにはsafariというインターネットを見るためのアプリがありますが、これはiPhoneというプラットフォーム上で動くアプリということになります。

現在のトロンはイーサリアムのプラットフォーム上で発行されたトークン(独自通貨)ですが、2018年6月にイーサリアム上からトロン独自のネットワークに移行します。

トロン(TRON)の特徴

ビットコインが決済を目的に作られているのに対し、トロンは世界的な無料のコンテンツエンターテインメントシステムを構築するためのプラットフォームを目指しています。

これを簡単にいうと、

  • デジタルコンテンツ(動画、写真、音楽、テキスト)作成者と利用者を直接つなぐプラットフォーム構築を目指している。
  • デジタルコンテンツを無料で容量制限なく保存出来る。

 

プラットフォームの部分はyoutubeをイメージしてもらえると分かりやすくなると思います。

例えば、今youtubeで動画配信してその広告から収入を得ることができますよね。いわゆるyoutuberの方がやっていることです。この仕組みは動画視聴者ではなくて、動画に入る広告から報酬をもらうことになります。つまり、youtubeを管理・運営しているGoogleといった中央管理者(運営者)が存在して、そこから動画配信者に報酬が支払われます。
これだと、どれだけ広告が見られた・クリックされたというところでしか評価されないので、もっと純粋にコンテンツを評価してもらえるよう管理者や広告主のいない場所を用意して、視聴者から報酬を払ってもらえる仕組みを作ろうというのがトロンの目指すところになります。

そして、このトロンのプラットフォームではデジタルコンテンツを、無料で容量制限なく保存することが可能です。

ブロックチェーンとP2P型ネットワークなので、デジタルコンテンツは改ざんできない・サービスのダウンで閲覧できないといったことなく保存することができます。これが実現すれば、既存のストレージサービスの在り方も大きく変わるのではないでしょうか。

トロンの今後

トロンはこれまでイーサリアム上のトークンでしたが、2018年6月にトロン独自のネットワーク(メインネット)へ移行します。

これにより、トロンは独自のブロックチェーンとP2P型ネットワークを持つことになります。トロンはこれまで「マーケティングは上手いが、中身がない仮想通貨」と言われていましたが、メインネットへの移行により開発が進んでいるイメージがつくのではないでしょうか。

もしトロンを保有したいと考えるのであれば、次にトロン購入におすすめな仮想通貨取引所をご紹介しますので是非参考にしてみてください。

トロン(TRX)を買うのにおすすめな取引所は?

現在、トロン(TRX)を購入する方法は下記の1つです。

  • 海外の取引所を使い、ビットコインもしくは、イーサリアムなどの仮想通貨でトロンを購入する。

海外の取引所を使ってトロンを買う

手持ちのビットコインや、イーサリアムを海外の取引所に送って、トロン(TRX)を買えるおすすめの取引所をご紹介します。

海外の取引所なら取引量世界最大のバイナンス
「今のうちにトロンを買っておきたい!」という方には取引量世界一の海外取引所バイナンス(Binance)がおすすめです。
トロンはバイナンス以外でも多くの取引所で取り扱われていますが、日本人が使える海外の仮想通貨取引所ではバイナンスが一番お得に購入することができます。
トロン以外にも、ジーキャッシュ(Zcash)、モネロ(XMR)、ダッシュ(DASH)など国内の取引所では取扱いのない主要アルトコインもバイナンスなら取扱いがあります。
この他にも300銘柄以上のアルトコインがバイナンスでは取り扱われています。
メールアドレスのみで登録でき、本人確認のハガキ受取なども必要ないのですぐに取引を開始できます。
バイナンスへの登録方法はこちらのページで詳しく解説していますのでご覧ください。

海外取引所へビットコインを送金するならビットフライヤーがおすすめ

日本円でビットコインを買うならビットフライヤー(bitFlyer)
bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で
国内でビットコインを購入して、海外取引所へ送金するならビットフライヤーがおすすめです。
ビットコインを海外取引所へ送金するのにビットフライヤーが良い理由は、
  • ビットコインの取引量が国内最大
  • スプレッド(売値と買値の差)が狭いので他の取引所よりも比較的安定した価格で購入できる
  • ビットコインの最低送金手数料が安い
またビットフライヤーのスマートフォンアプリはとてもシンプルで使いやすくなっています。
スマートフォンだけでも仮想通貨を購入できるので、まだ登録していな方は今すぐ登録しておきましょう。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事