
4月1日の海外のFINANCE MAGNATEというメディアの記事でFacebook(フェイスブック)がICOで仮想通貨に参入するという話がありました。
参考記事:
この記事の目次
記事によれば通貨のローンチは今後2週間以内
発行通貨はFacebook Coin(FBC)。めちゃくちゃ安易な通貨名ですね。
イーサリアムブロックチェーンベースのICOで、今後2週間以内にローンチを予定しているとのこと。
先日テレグラムがICOで12億ドル調達して話題になりましたが、もしフェイスブックがICOしたらテレグラムに匹敵する規模が予想されるとのこと。
というかテレグラムどころの規模ではないと僕は思いますが・・・。
Facebook Coin(FBC)は完全匿名通貨
FBCの技術詳細は明らかになっていないものの、モネーロ系の匿名通貨になる可能性があるとのことです。
名前・住所・電話番号などの個人情報の提供と引き換えに、Facebook Coinの所有者ができるようになる。プライバシー条項がスマートコントラクト上に記載され、すべてのトランザクションを完全匿名、追跡不可能な形で実現するとのこと。
フェイスブックが参入する理由は最近の不祥事
なぜいきなり仮想通貨なのか?という疑問が出てきます。
FINANCE MAGNATEの同記事によると、最近起こった情報漏洩の問題が関係しているようですね。
知らない人はこちらを参考にどうぞ↓
要はフェイスブック利用者5000万人の個人情報が不正利用されてしまったということです。これによりフェイスブックの株価は急落しています。
さらに、もともとフェイスブックはアメリカの連邦取引委員会と規約を結んできて、ユーザーのプライバシーの違反金を払う義務があるらしいです。今回の5000万人という情報漏洩の規模を考えると何兆ドルという莫大な違約金が発生するのではないかと見られています。
株価急落にる時価総額の縮小と莫大な違約金により、フェイスブックの経営におおきな影響が起きるため、今回ICOという形で仮想通貨に事業を拡げることになるのでは、と噂されています。
自社のICOをフェイスブックで宣伝する?
しかもFacebook Coinはフェイスブックのタイムラインフィード上で広告が配信される可能性があると記事内に書かれています。
しかしフェイスブックは先日、仮想通貨関連の広告を禁止すると発表したばかりなので、これをやっちゃうと自己矛盾が起きてしまいますね。
「他の仮想通貨広告は詐欺スキャムばっかりなので禁止します。でもFacebook CoinはスキャムじゃないのでOK」みたいに押し通す必要がでてきます。
以上、この話たぶん嘘です。
以上、フェイスブックのICOに関するFINANCE MAGNATEの記事を取りあげてみましたが、これたぶん嘘ですね。
というのものこの記事の最後に、
We wish all of our readers a happy April Fool’s Day.
って書いてあるんですよね。笑
記事の内容は妙にリアルですが、わざわざ4月1日に投稿されているあたりエイプリルフールのネタとしか思えません。
というかエイプリルフールとはいえこんなもっともらしいデタラメ書いてたら訴えられたりしないんですかね。そっちの方が気になりますわ。
でも、ずっとFacebook Coinの噂はあるみたいです。
フェイスブックが通貨を発行するかも。という噂はここに始まったわけではなく、今年に入ってからちらほらあるみたいですね。
今回の件でリサーチしてみたところ、2018年1月頃に海外サイトでちょっと話題になっていました。
Bitcoin Forumの掲示板
海外某ブログ記事
嘘乙と言ってしまえばそれまでなのですが、面白いので取り上げてみました。
でも、意外と近い将来本当に起こるかもしれませんよね。
実際にSNSサービスである米テレグラムがICOしてますし、日本でもLINEや楽天、韓国でもカカオが仮想通貨発行に動いてるんですから。
また続報でたら、記事にします。